

不祝儀は、どちらにしても、袋の表書きは墨をすって筆で書くのが正式なものとされる。日常的に使っているボールペンやフェルトペンは避けたほうがいいだろう。万年筆ならなんとなく格好がつきそうだと思うかもしれないが、これもおすすめできない。最近は文房具店に行けば、たくさんの種類の筆ペンが出回っているので、これを使えば便利。きちんと楷書で、フルネームを書けば完璧だ。一般用語として、お葬式で包むお金のことを「香典」と呼びならわしている。しかし、正しくはこれは仏式のときだけの呼び名だ。だから、喪家の葬儀が仏式かどうかわからないとき、この「香典」と書かれた袋を安易に使ってはダメだ。神式の家では「御榊料」「御玉串料」とするのが正式で、これは市販されていないから、無地のものを買ってきて自分で書かなければいけない。葬儀のとき供えるのが玉串や榊だったりするところからの呼称である。そして遺族は、香典をもらった方には、香典返しという形で何か品物を贈るようにしなけばならない。
見舞い大歓迎の病人は長期療養者です。とくに結核患者などは、入院何年と長びいて、見舞い客はどうしても少なくなってきます。また回復はしたが、退院はしばらく様子をみてという念のための入院患者も、見舞いを喜びます。反対に産婦人科、小児科、短期の外科などの患者や、子供の患者の見舞いはなるべく遠慮したほうがいいでしょう。見舞いに行こうか、やめようかと迷うくらいの親しさなら、やめたほうがいいのです。そのかわりに、見舞い状として旅先の絵はがきや、しゃれた見舞いカード、同僚の寄せ書きなどを活用するといいでしょう。便りは好きなときくり返し読めるので、へタな見舞いよりははるかに効果的です。そして、お見舞いを頂いた人は快気祝いとしてお返しのお礼をしましょう。
三歳の男女、五歳の男子、七歳の女子が、十一月十五日に近くの氏神様に出向き、これまでの成長を感謝するとともに、将来の幸福を願う行事を七五三といいます。十五日前後に参拝するだけで十分ですが、当日、神社でおはらいをしてもらう場合には、あらかじめ申し込んでおき、神社へは「御初穂料」を包みます。参詣のあとは、日ごろ子供をかわいがっていただいているお宅や親戚などに挨拶に回り、内祝いとして千歳飴、紅白のもちなどを配る慣習があります。もともと内々の祝い事ですから、派手にする必要はなく、家族だけで祝ってあげましょう。祝い着はともすると華美になりがちですが、この日だけしか着られないようなものをわざわざ用意するよりも、先々も着られる服装にしたいものです。また、身内だけのお祝いなら内祝いは不要ですが、お祝いをいただいた人には、当日の写真を添えたお礼状を出すか、定番の千歳飴をさしあげます。ほかの品物なら、紅白蝶結びの水引に「内祝」とし、子供の名前で贈ります。*遠方の人からお祝いをいただきながらお招きできないときは、礼状に添えて、贈られた祝い金の三分の一から半額程度の品を内祝いとして贈ることもあります。
大昔、連絡をとろうと思うと電報しかなかった時代があります。文面はスグカエレなど想像してしまいますが、電話もなかった時代を思うと、今はすごいなと思います。携帯電話にメールもあるのですから、夢みたいです。しかしその一方、ゆったりとした時代でいいなと思います。電話もメールもないので、自分の時間をゆったりと過ごすことができます。手紙だと、考え考え書くので、自分の考えだけにならずにじっくり考えて書くことができるので、コミュニケーションもゆったりとしたものになってよかったのではないかななんて思うのです。今はすぐ話すことができたり、文面を送信したりできるので、もう少し考えて伝えたほうがよかったなんていうことも少なくないと思います。でも、現代のツールもあり、昔ながらのゆったりとした電報もあり、両方共存していくのが一番よいのかもしれません。これからも両方共存してほしいです。
ALSOK電報
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